特徴

生成AIを利用した高精度の翻訳を行うSlackアプリです。多言語間で自然なコミュニケーションをサポートします。軽快な動作と練り込まれたUXにより会話の流れを妨げません。

導入の手順

アプリケーションのインストール
インストールURLから、ワークスペースの管理者様によりインストールを行います
利用登録
企業/団体名やご連絡先などを登録します
チャンネルへ招待
ボットを翻訳したいチャンネルに招待します
翻訳スタイルと対象言語の設定
翻訳スタイル(後述)と翻訳対象の言語を設定します
あとは発言するだけ!
あとはいつも通りSlackを使って頂くだけです

翻訳の品質を支える技術

TellYaの翻訳は、大規模言語モデル(LLM)と呼ばれる生成AI技術を利用しており、柔軟性に富んだ翻訳が可能です。
現在は、ChatGPTなどのAPI提供されているLLMを利用して翻訳を行いますが、必要に応じて他の翻訳サービスAPI(DeepLなど)も組み合わせて使用します。
なお、API利用の際は、翻訳されるデータが学習に利用されないよう設定します。

翻訳スタイル

(仕様および画面は開発中のもので、予告なく変更される場合がございます)

TellYaでは、翻訳された内容を投稿するスタイルが複数存在します。チャンネルの特性に合わせてご利用ください。

翻訳投下/返信スタイル

Slackに投稿すると、その直後にTellYaが翻訳を投稿します。翻訳を投稿する場所は、チャンネルか発言スレッドに対する返信かを選べます(画像はチャンネル投稿の例です)。元発言を削除・修正すると、翻訳結果も同期して削除・変更されます。

チャンネル内で発言されたものは必ず翻訳されるため、参加者の多いチャンネルでお勧めです。

追記スタイル

Slackに投稿すると、TellYaがその発言を直接編集して翻訳を追加します。
翻訳が本人の発言になるため、連投しても間にアプリ投稿が挟まらず、視認性が高まります。削除も可能ですし、原文を編集すると翻訳結果も追随します。なお、本モードの利用には、従業員本人によるアプリ権限(OAuth)の承認が必要です。また、発言に (edited) が毎回つきます。

設定していないユーザーの発言は翻訳されないので、少数のメンバーが密にコミュニケーションをとるようなチャンネルでお勧めです。

個別表示スタイル

Slackの投稿に、国旗アイコン(🇺🇸🇯🇵)が自動で付与されます。その国旗をクリックすると、クリックした本人にのみ見える形で翻訳が投稿されます。翻訳を読み終わったら消せます。チャンネルやスレッドにメッセージとして投稿されないため、同僚の邪魔にならずに手軽に翻訳を読めるスタイルです。

Private翻訳(アドバンスト・プラン/開発中)

Slackアプリから直接翻訳を指示します。翻訳文章を入力すると、翻訳結果がアプリから返信されます。長文、Webページの翻訳はもとより、NotionやGoogle Docsの翻訳を行えます。管理画面で、従業員により翻訳されたURLの統計情報を提供します。優先度の高いドキュメントの選別に利用できます。

データポリシー

原則として、投稿されたデータは、ユーザー体験向上のキャッシュ等の一時的な保存にとどめ、永続的な保存は行いません。

例外として、障害や調査などのために、最長30日間データを保存します。ただし、通常このデータを利用することはなく、障害や問題が発生した際に、権限をもった従業員に限定してアクセスされます。誰がどのデータにアクセスしたかの監査ログを整備し、社内の不正アクセスを予防します。

データは、学習には用いられません。誤訳の解消など利用体験の向上に使用する際は、その都度明示的に許可を頂きます。